2019年08月10日

夏祭めいた華やぎいくつか

梅雨がやっと終わったと思ったら容赦のない猛暑が続き、しのぐのが大変だが、種を蒔くのが遅かったうちの朝顔がこの一週間でようやく咲き始めて、歌を聴くようで、毎朝のささやかな喜びとなっている。
今週は痛快な酒宴が二つもあって、いつもは静かで寂しげな我が生活にとっては非常に珍しいことだった。窮屈な日常の意識をにぎやかに無秩序に解放する、一種の祭であり、ふさぎの虫を吹き飛ばすこんな黄金の晩がたまにあるのは悪くないどころか有難い。
この夏は骨が折れるハードな本を読み進めているのだが、そればかりだと疲れるので途中でエーリヒ・ケストナーの『エミールと探偵たち』を読んだ。夏に読むのに最適の、休暇気分の涼しげな物語。ユーモアの風が快く吹き通っている。世界中の少年の一番の渇望はエミールの探偵仲間に入ることだ、疑いの余地はない。
さて、「みらいらん」次号の〈対話の宴〉の開催日は11月2日(土)と決まった。詳細は後日改めて告知するが、興味ある方は日付だけでも手帳に書き込んでおいていただきたい。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 10:50| Comment(0) | 日記