2019年09月11日

修行僧よりも強い草木や虫

台風15号は一晩中吹き荒れていて、やたらと建具がきしみ、本当に恐かった。気象記録的にも強大な台風だったそうな。外に出していた朝顔がなんとか形と命を保っていたのは不思議なほどだ。翌日は台風一過の晴れで気温も上がり、世の中はもう正常に戻っているだろうと過信したのが間違いで、鉄道で近隣の街へ行ったら下りの電車はまともに動いておらず、満員のバスで長時間かけ苦労して帰ってくるはめになった。その疲れで頭痛を発症し、まだ余韻が続いている。停電などで困っているエリアもまだあると聞く。襲来の最中も恐怖の野分だったが、去った後に思いがけない諸々の困難が待ち伏せていたという次第。近所の木々は、たくさん枝葉をもぎ取られたものの、倒れた木はなさそうだ。夜になるとすだいていた虫のことも気になり、五分の魂の輩は軽く一掃されてしまったのではないかと心配したが、昨日の晩は何事もなかったかのように鳴いていた。生き延びたらしい。彼らはそれなりに強い。あの風雨に打たれて一晩立っているのは中世の不撓不屈の修行僧でも困難だろう。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 17:09| Comment(0) | 日記