2020年01月02日

みらいらん5号完成

milyren5.jpgみらいらん5号が完成した。
「対話の宴 野村喜和夫の詩歌道行」ではゲストに詩人の阿部日奈子さんを迎え、「未知への痕跡 ─読む行為が書く行為に変わる瞬間─」と題して、フランスの詩人ルネ・シャールのことや阿部さんの新詩集『素晴らしい低空飛行』を中心に過去の詩集もふくめた詩業のことを話し合っていただいた。とても濃密な詩の思考のやりとりになっていると思う。
小特集「童心の王国」では、大人への敷居をまたいでいない子供の心には大人が喪失してしまったなにか大事なモノが息づいて輝いているのではないか、との問題意識から、加藤治郎、高貝弘也、青木由弥子、蝦名泰洋、長田典子、中本道代、川中子義勝、八重洋一郎、佐川亜紀、柏木勇一、生野 毅、嶋岡晨といった方々の寄稿とともに幼心と詩について考えてみた。
インタビューは日本近現代思想史の鹿野政直さん。石垣島の詩人・八重洋一郎を論じた近刊予定の詩人論『八重洋一郎を辿る』(洪水企画)のことをお聞きした。正義を重んじる、歴史への非常に熱い取り組みが印象的だった。
巻頭の詩は、中上哲夫、鈴木東海子、中村不二夫、菅井敏文、平野晴子の諸氏の作品が並ぶ。齋藤愼爾・高岡修の二氏を並べた俳句の頁も注目していただきたい。
それから昨年九月に生野毅さんとともに宮城県石巻市で開催されたリボーン・アート・フェスティバルを訪れ、吉増剛造さん主催の「詩人の家」に宿泊体験したが、そのときの模様を「光の海底へ登れ! Gozo in Ayukawa」と題して生野さんが寄稿して下さった。これもぜひご覧いただきたい。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 12:38| Comment(0) | 日記