昨日は猛暑の頂点だったかのごときで、外へ出ると陽の光で目が焼けてしまうように感じた。今日も同様に暑い。夏に昼寝をしたくなるのは、まばゆい光はもうたくさんと目が思うからなのではないか。酒の飲み過ぎはよくないように、光の摂り過ぎも危険だ。
コロナウイルスの猛威が衰えないとのこと、こんなに暑いのに、勤勉というほかない。勤勉さにおいて人間の側の(甘い部分のある)努力を越えているのだろう。なにせ人間は遊び好きだから。
いま、弊社史上最大となる見込みの本の編集制作に取り組んでいて、慎重にやらないと間違いが発生しそうで、しかも迅速に進めないと予定期日に間に合わず、こちらも日々ひたすら勤勉になる以外にない。この夏はこの本に捧げられることになりそうだ。ほかの用事は棚に上げて。
夏の暑さを忘れるのには、いい「夏休みの宿題」かもしれない。湧き来る汗がどうしても忘れさせてくれないけれど。
(池田康)