2016年07月18日

吉田義昭ライブ@あおしま

昨日の午後、青山一丁目のレストランあおしまで吉田義昭さんのライブがひらかれた。詩集『空気の散歩』(洪水企画)の刊行記念として。会場の店は素直な広がりのスペースが気持ちよく、落ち着きがあり、備え付けのピアノを置いた常設のステージが立派で、快適に聴くことができた。
曲目は「ジャニー・ギター」「希望」「Unchained Melody」「バラの刺青」「追憶」など。演奏はヴォーカルの吉田さんの他、宮本一(シンセサイザー)、宮本あんり(ピアノ)のご夫妻。プログラム最後の「アドロ」は暗く悲しすぎるから長らく封印していた曲とのことで、たしかに初めて聴くかんじ。「花水木の手紙」は詞=吉田義昭、曲=宮本一の新曲で、大丈夫かなあという言葉とともに緊張感いっぱいに披露された。新曲が混ざっていることのよい点は、緊張がその曲に集中し、他の曲は過度に神経質になることなく伸びやかに歌えることだろうか、聴く方も細かいことを考えずゆったりした酔い心地で聴ける。
ライブの前半と後半の間に詩集を祝賀する時間がもうけられ(小生司会)、高山利三郎・林哲也・山中真知子・庄司進・沢聖子・南原充士の六人の方々のスピーチ・朗読がなされた。それぞれのコメントになるほどと共感し、ことに吉田さんの若い頃の詩の仕事が紹介されたのが個人的には非常に興味深かった。またこの日いただいた小詩集『想い出が満ちてくる』には昨年の辛い体験(奥様の急逝とご自身の病気)を語る詩が収められていて痛切な思いをさせられる。
ライブの後は食事。初対面の方とも話ができ、長時間の会ながら密度の高い輝かしい午後となった。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 16:00| Comment(0) | 日記
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