2019年04月22日

入沢康夫さんを偲ぶ会

先週の土曜日、アルカディア市ヶ谷にて「入沢康夫さんを偲ぶ会」が開かれた。生前それほど強い接点をいただくことは叶わなかったが、詩作品を読むというレベルでは相当な恩をこうむっているので、参加させていただく。安藤元雄、池澤夏樹、三浦雅士の三氏の追悼の言葉。批評性、作品の客観性、宮沢賢治との姿勢の違いのことなど話に出た。大詩人の昇天を心に実感する、得がたい機会となった。
行きの電車の中で初期入沢康夫作品を拾い読みしていたので、印象に残った箇所の一つを引用する。「輓歌」の冒頭部分。

 さて うたうのだった
 ぼくの気ちがい ぼくの気ちがいと
 ぼく 別れて
 石につまずけば
 花々は
 とりどりに笑うのだった

入沢康夫の詩のリズム、ということも是非とも心に留めておきたい重要事項のように思われる。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 11:30| Comment(0) | 日記
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