2019年06月11日

朝顔の芽のことなど

みらいらん次号の編集も大詰めで、トントン拍子にいけば数日のうちに印刷にかけられそうなところまで来た。とは言ってもなかなかそううまくトントン拍子にはいかないものだが。
さて最近の見聞を列記すると……。映画「海獣の子供」(渡辺歩監督、五十嵐大介原作)を観る。原作は読んでいたが、動く琉花ちゃん(主人公の少女)に会えたのが嬉しい。
また十日以上前のことになるが、平野晴子さん一行の鎌倉旅行に一部同行させていただき、葉山の神奈川県立近代美術館でポーランドのポスター展を観た。絵柄や図案が大胆で、予想を超えて面白かった。
それから更に前になるが、みらいらん次号の田村隆一特集の軸となる吉増剛造・城戸朱理両氏の対談をやはり鎌倉で行った。夏のような明るい日だった。偉大な詩人を深々と追慕し、たえず新しい方角をさぐり淀みなく流れる議論に聴き入る(ご期待下さい)。そのときに見た鎌倉文学館の薔薇園もみごとだった。
さらに遡ってここ数ヶ月というスパンになるが、みらいらん前号の〈深海を釣る〉で書いた興味のつづきで、過去のテレビドラマをいくつも観た。その中で心に残った言葉を一つ。「ブラックボード」第一夜(2012、井上由美子脚本)で戦後再び教壇に立った主人公の教師(櫻井翔演じる)が言う、「未来をうばうものに正義などない」。名言。
最後に。これはここ数日のことだが、ベランダにおいた鉢から朝顔が発芽した。めでたい。土の中から小さな緑の頭をもたげる芽に感動する。しかし発芽率75%以上の能書きの種を6粒蒔いて一つしか発芽しないというのは、確率とか統計学ってなんなのだろう。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 21:16| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: