「みらいらん」12号の編集を終えて印刷所に入れることができた。いつもよりやや早めだが、これは新作映画を紹介していて、その公開中に雑誌が出るようにするため。ちなみにこの号は映画特集「映画は夢に溶ける」を組んでいる。
先日、野村喜和夫対談集『ディアロゴスの12の楕円』の内輪の小祝賀会があったのだが、8人前後という規模の集まりで楽しく酒杯を交わすのは(私はちょっとしか飲めないが)久し振りで、人との交わりを欠いたここのところの月日の鬱屈が少し晴れた気がした。
昨年の夏は百合に狂っていた(近所の高砂百合を探訪していた)が、最近家の近所で鉄砲百合(この種類はこの季節なのか…)がみごとに華やかに咲いている姿に出会い、百合熱が再燃したような感じ。よその土地にも探しにいこうかと夢想している。
(池田康)