2024年03月27日

文旦を食べて若返る

3月後半は、「みらいらん」次号特集の座談会を収録したり、「詩素」誌の研究会を開いたり、新しい仕事の打合せで遠方への出張があったり、それぞれジャンルや方向性がちがっていて気の安まる暇がなく、歳を三つほど余計に重ねてしまいそうな、かつてなく乗り越えるのが大変な十日間だった。やっとその難所を抜けて一息ついたところ。
そんな忙しい中での大いなる慰みは、パール柑を四つほど食べたことだろうか。たまたま今年は文旦を食べたいなと思っていて(そういえば去年もそう思っていたが果せなかった)、しかし近所の店では扱っておらず、ネット販売を利用するのも面倒だしと二の足を踏んでいたが、ちょっと離れたところにパール柑を置いている店があってラッキーだった。文旦とパール柑とどれほどの違いがあるのか知らないが(私としてはパール柑と言うよりも文旦とかザボンとか呼びたい気持ちが強い)、ひとまずこれで念願の文旦を食べたことにしておこうと独り決めしている。
この大型柑橘類の特徴は皮をむきにくいところ。悪戦苦闘。とにかく手こずる。しかし外側の皮をむいてしまえば、中の果肉はすごぶる素直だ。その味覚のすっと来る素直さ、透明さが魅力だろうか。四月が到来するまでにもう一つ二つ食べて若返りたい。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 09:06| 日記