愛敬浩一さんが亡くなられたとのこと、知らせを聞いて驚いた。新しい本の制作に入っていて、その関係もあり、また「詩素」春号のまれびとにご登場いただいたこともあって5月の初めにメールをいただいており、なんの変哲もない普通の文面だったので、お元気なのだろうと思っていた。
電話で奥様にお聞きしたら、5月の10日から11日にかけての夜中に逝かれたとのこと。風邪気味だと言っていたくらいで特に大病を患っていたわけでもなかったとのことで、医者の診断でもはっきりしたことはわからなかったそうだ。本人も死ぬつもりは全くなかっただろうと思うとの奥様のお言葉だった。
洪水企画では〈詩人の遠征〉シリーズで5冊刊行させていただき、そのいずれも充実した評論で、一緒に作りながら大いに勉強になったことだった。恩義は大きいと言わなくてはならない。1952年生まれだから72歳か73歳か、まだまだ若かった。心よりご冥福を祈りたい。
「みらいらん」次号では、最後のエッセイ(テレビドラマ批評)を掲載するとともに、小生の短い追悼文も載せる予定。
(池田康)
