2025年12月23日

みらいらん17号

みらいらん17表紙.jpeg「みらいらん」17号が完成した。
今号はワーグナーの大作ニーベルングの指環の特集を組む。オペラ世界の霊峰。19世紀の大音楽家にして劇作家、詩人ワーグナーの仕事のうち最も巨大なこの作品にどう近づくか、いかに光を当てるか、核心はどこにあるか、とことん考えてみた。執筆は宇野文夫、江田浩司、高野尭、大田美和、望月苑巳、南原充士、生野毅、巌谷純介の各氏。資料として過去の批評の断片、ワーグナーの書簡の一部を載せる。
それからアイルランド文学研究の栩木伸明さんが一昨年『ポール・サイモン全詞集1964-2016』(翻訳)と『ポール・サイモン全詞集を読む』を刊行されたということで、ポール・サイモンについてのインタビューを行っている。全体像に迫る試みであり、ファン必読の内容となっている。
巻頭部分の詩作品は佐川亜紀、今井好子、平井達也の三氏に加え、Marc Kober、Turfalko、南川優子の海外の三氏を迎える。加部洋祐さんの短歌作品も掲載。
「文学展望」のコーナーはマン・レイ研究家の石原輝雄さんにお願いした。瀧口修造のマン・レイ宛の手紙の話。
そしてフランス在住の及川茂さんからフランスの詩人の活動についてのご寄稿を賜り「世界の目、世界の声」のコーナー名で掲載させていただいた。
表紙を飾るオブジェ画像は今号から彫刻家の豊田洋次さんの作品となる。今号は「時空意識」という作品。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 09:10| 日記