2009年06月29日

洪水4号完成

?.jpgようやく洪水4号が完成した。特集は「白石かずこの航海」、特大の62ページだ。内容の詳細を報告する。

特集「白石かずこの航海」
【対談】
白石かずこ+八木忠栄
「世界詩のパーティをひらく」
【論考】
新井豊美「生成する宇宙」
佐藤文夫「白石さんと「doin'」のこと」
和合亮一「地球の肖像を青空に掲げて」
渡辺めぐみ「時そのものに私淑して」
國峰照子「白石かずこの詩は踊る」
奥成 達「詩は音楽として書かれねばならない」
池田 康「オカッパの詩王のはるかなる道」
【インタビュー】
立教大学講演「軌跡を語る」インタビュアー=小池昌代
プリ・ド・プール誌インタビュー
「une poesie jeune et sauvagement belle(若く野性的に美しい詩性)」
インタビュアー=マルク・コベール/有働 薫
【詩】
白石かずこ「メリーゴーラウンドがまわる まわる」
小野原教子「March Violets」
saori「黒髪のユリシーズ」

【巻頭詩】
野村喜和夫「うらら、ししむら」
河津聖恵「野中(一)」
伊武トーマ「降り止まぬ雨へのレクイエム」
松尾真由美「やさしい音の楔の機微から」
二条千河「骨盤」
【短歌】
穂村弘「両手」
【音楽あやおり機】
小笠原鳥類「曲線が多い古い彫刻がいくつか並んでいる、湖のある静かな風景」〜ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第八番を聴きながら書いた詩〜
【論文・エッセイ】
福中琴子「〈伝統〉の変容と作曲家のアイデンティティ」〜ミュージック・フロム・ジャパン2009レポート〜
玉城入野「映画と子供」
海埜今日子「クレー、形の奏でる音。子どもの脇をすりぬけ、鮮やかな線がそれる」
池田 康「詩のための〈転〉の論理」
【書評】
杉中雅子歌集『ザ★カ・ゾ・ク』(評者・結城文)
佐藤文夫詩集『津田沼』(評者・池田康)
【雲遊泥泳】
津田於斗彦

全108ページの重量級です。ぜひ手にとって御覧下さい。(池田康)

posted by 洪水HQ at 21:06| Comment(0) | 日記
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