2010年04月11日

ルナール博物誌カササギなど

ヴィヨンが岩波文庫のヴィヨン全詩集を読むと(鈴木信太郎訳だ)「去年(こぞ)の雪(一文字の空白)いまは何処(いづこ)。」と数回繰り返し、その後ルナール『博物誌』を新潮文庫の岸田国士訳で読むと、カササギの「羽には、いつでも去年の雪が幾らか消え残っている。」カササギをいくつかの瞬間に公園などで見ました、小さなカラスのような光だっただろう羽にはアイスクリームのような白い部分がクリーム。『博物誌』でカワセミが釣竿の上で「大きな青い花が長い茎の先に咲いているようだった。」〈白鳥といふ一巨花を水に置く(中村草田男)〉、水の上でとても丸いケーキの光であった光沢。深海を走る乗り物の、中の、装飾の、おきものの、光……ルナール博物誌では「白鳥」については、水面に映った雲を食べるのですよ、そうではなくて、水中に潜ってミミズを食った(と言う)。ミミズについてルナールがタマゴウドンのようであると言いました。それから、それから、カタツムリは「舌で歩く」と言った(小笠原鳥類)
posted by 洪水HQ at 00:49| Comment(0) | 来信
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