2010年05月21日

西脇訳

昨日、池田さんが西脇順三郎についても書いていたので……西脇順三郎編『英米詩集』(白凰社「青春の詩集」の一冊)について。この本では、西脇さんが訳した詩はあまり多くなくていろいろな人の詩のいろいろな人による訳。西脇訳のD・H・ロレンスの詩「死の舟」が「死の舟をつくりましたか/おお、つくりましたか?」「アー」木だろうか泥なのか葉なのか、軽い金属の組み合わせで闇を作っただろうか「われわれは死ぬのだ/われわれは死ぬのだ/めちゃめちゃにわれわれの体は/死ぬのだ」サメに食われた魚やアザラシがメチャメチャになった写真を生物学の本で見たと思った、いくつかの、写真「黄色いひらめき/不思議におお、冷えた青白い/魂!/薔薇色のひらめき。」「そしてすべてのものがまた始まる。」肉が花なんだなー「体(からだ)が不思議に美しく現われる。」紫色に銀色に光っている海から笑いながら肺魚のようにオオオオと。「その桃色の洪水の上で/よろめいて流れる。」肺魚がデンキウナギ「新鮮になった心」(小笠原鳥類)
posted by 洪水HQ at 00:10| Comment(0) | 来信
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