2011年03月02日

紫色と青と緑

「クロウタドリ」がブドウを運んできたという。それから「そこです/部屋の奥にある日溜まりに注目して下さい」はい。奥にあるのは闇であると思っていたので、奥が明るいとウツボの住む深海の南極の穴が光るのではないか青い、と思う(この詩「ぶどう」にウツボはいないかもしれないが)。(が)。「壁が口を開け/そこから丸い物体が/次々に吐き出されています」壁からいろいろな果実が出てくるのだろうなあ丸い虫のような。虫が虫を食べて明るくなるのではないかと思った、水中でホタルが丸いもののようだ。今年の亀井知永子さんの第一詩集『虹はゼロに満たない』(書肆山田)はカヴァーに、亀井さんがコンピュータを使って描いただろうか紫色と青と緑が多い水のような数学のような驚きの顔(顔ではないか)が広がって、「蝶が舞っています」「壮絶に//この世のものとは思えないほど美しく」。というのが、詩「蝶の夢」の最後の部分であった。「砂糖菓子」紫や緑の光っている砂糖菓子が夜のテーブルの、上。(小笠原鳥類)
posted by 洪水HQ at 01:01| Comment(0) | 来信
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