2011年05月26日

嶋岡さんの新詩集でドドドドドと昆虫を見る

嶋岡晨さんの、前の緑色の暗い(まがまがしい版画もある)カヴァーの詩集『愉しい人生の草野球』についてこの漂流記録で、おお、去年6月30日に、書いて、おお、それから。それから、次の新しい詩集ができあがって、銀色の灰色の暗いカヴァーの(楽器と動物を組み合わせたコラージュもある)詩集『愛する日日のレクイエム』(書肆青樹社、2011)が、できあがったできあがった、これはとても暗い、もがき苦しむ人間の詩集で、私のような、ふざけた人間が読んでいいのかどうかわからないのだが、蝿の詩があって「汚辱だらけの文化史の片隅を飛ぶ句読点/神話的宇宙の裂けめに湧く」、「共棲空間内存在の音楽的友愛的接触/飛びまわる欺瞞世界の技巧絶妙の天才群が/超世紀的先端兵器にまさるこの敏捷さが」というのが蝿を描いた黒い部分で文字がドドドドドドド暗い黒い。宇宙が黒いので蝿が大きく広がっているのだなあ、星雲には足がありますよ。ところで最近私は多い蟻を少しゆっくり見ることができました(小笠原鳥類)
posted by 洪水HQ at 20:50| Comment(0) | 来信
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