2012年01月10日

いりの舎の第一号出版物

aojirokihikari.jpg「洪水」に毎号書いて下さっている玉城入野さんが出版社を始めた。社名は、いりの舎。このたび、第一号の出版物を送っていただいた。佐藤祐禎歌集『青白き光』である。写真でご覧の通り、小さな文庫本になっている。この歌集はもともとは平成16年に発刊された、その再版だそうである。本体価格667円+税。佐藤氏は福島県双葉郡の方で、現在は原発から退避していわき市にお住まいとのこと、あとがきからわかる。8年前に編まれたこの歌集は反原発の主張が軸になっているとのことで、「ニンゲンの終焉がいつか必ず来ることはわかっているのだから、それがこの核開発によるものだろうと私は信じて疑わなかった。そして、その警鐘の歌を中心とした第一歌集『青白き光』を上梓したのである。世界中のどこかで必ず事故は起こると確信してはいたが、かく言う私の地元になろうとは、夢にも思っていなかったのは不覚だった」と書いてあるのは、実感そのもの。カバーに刷られた一首:
いつ爆ぜむ青白き光を深く秘め原子炉六基の白亜列なる
いりの舎の電話番号は、03-6413-8426。
(池田康)
posted by 洪水HQ at 13:18| Comment(0) | 日記
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